「内田百閒文学賞」募集要項

第17回 岡山県「内田百閒文学賞」募集要項

岡山県出身の名文筆家内田百閒の生誕百年を記念して発足したこの文学賞は、岡山をこよなく愛した百閒にちなみ「岡山にゆかりのある文学作品」を広く全国に向けて募集します。

募集開始日 令和5年(2023)8月1日(火)

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第17回 岡山県「内田百閒文学賞」
募集要項

作品のジャンル

随筆及び短編小説(評伝・紀行文・戯曲を含む)
※岡山が舞台となるものや、岡山県出身の人物・自然・文化・風土・物産などを題材とした作品。


応募方法

  • ●日本語で書かれた、未発表で筆者自身のオリジナルな作品。
    (他への二重送稿は不可。同人誌に発表した作品は可とするが、原稿料、賞金を受けているものや、営利目的の場合は不可)
  • ●文献や資料などを引用または参考にした場合は、その出典を必ず明記。
  • ●盗作や不適切な引用等があった場合、審査対象外となることがあります。(AI(人工知能)の生成物を自分のものとして応募することを含む。)
  • ●原稿は横長A4サイズのみ。
  • ●縦書き400字詰め原稿用紙50枚以内。

1.パソコン・ワープロ原稿の場合は、A4サイズ横長を用い、縦書きで1ページ20字×20行で印字、文字サイズは14ポイント程度で印字。原稿用紙型のマス目等の使用は不可。

ワープロ原稿の雛形 WORD圧縮ファイルをZIPダウンロード

2.手書き原稿の場合はA4サイズ縦書きの400字詰め原稿用紙を使用。鉛筆書きは不可。

  • ●別紙1枚(400字詰程度)に作品のあらすじをまとめ、表紙の次ページに添付。
  • ●原稿は綴じない。


応募資格

年齢、国籍などを問わずどなたでも応募できます。


応募締切

令和6(2024)年5月31日(金) 当日消印有効


最終審査員

小川 洋子/ 平松 洋子 / 松家 仁之(50音順)

プロフィールはこちら


最優秀賞 岡山県知事賞(1編)…賞金100万円
優  秀 賞 岡山県郷土文化財団理事長賞(1編)賞金20万円
優  秀 賞 岡山商工会議所会頭賞(1編)…賞金20万円


発表

令和6(2024)年12月中に、受賞者に直接通知します。


出版

最優秀賞及び優秀賞作品は、株式会社大学教育出版から刊行する予定です。


その他

●受賞作品の著作権、出版権は(公財)岡山県郷土文化財団に帰属します。
●応募作品は返却しませんので、必要な方はコピーを保存してください。
●作品の審査、選考についての問い合わせには応じられません。
●事前選考(一次、二次)通過作品の題名、氏名(ペンネーム)を岡山県郷土文化財団ホームページで令和6(2024)年12月中に発表する予定です。
●当応募により得た個人情報に関しては、「内田百閒文学賞」に関するご連絡以外では使用しません。
●応募受付は郵送または持参 注:メールでの受付は行っておりません。


主催

岡山県、公益財団法人岡山県郷土文化財団


協力

株式会社ベネッセホールディングス
公益財団法人吉備路文学館


協賛

特別協賛/岡山商工会議所
協賛/岡山ガス株式会社、ナカシマホールディングス株式会社、ネッツトヨタ岡山株式会社、双葉電機株式会社、株式会社メレック、両備ホールディングス株式会社、山陽文具株式会社、株式会社伊藤園岡山支店、大河原農機株式会社、株式会社大手饅頭伊部屋、株式会社染織近藤、株式会社創文社、株式会社中国銀行


後援

岡山県教育委員会、岡山県図書館協会

応募先・問い合わせ先

〒700-0822 岡山市北区表町1-7-15 702号
(公財)岡山県郷土文化財団事務局

TEL 086-233-2505  


※アンケートにご協力をお願いします。今後の文学賞運営の参考にさせていただきます。

アンケート用紙ダウンロード

最終審査員プロフィール

(50音順 敬称略) 

小川 洋子(おがわ・ようこ)/作家

1962年生まれ。岡山県岡山市出身。
「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞受賞。『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。『小箱』で野間文芸賞受賞。紫綬褒章受章、菊池寛賞、日本芸術院賞受賞。その他の著書に『密やかな結晶』『人質の朗読会』『掌に眠る舞台』『からだの美』。共著に『洋子さんの本棚』など著書多数。

平松 洋子(ひらまつ・ようこ)/作家・エッセイスト

1958年生まれ。岡山県倉敷市出身。
『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞受賞。『父のビスコ』で読売文学賞受賞。その他の著書に『とっておきの韓国・朝鮮料理』『アジアの美味しい道具たち』『平松洋子の台所』『おとなの味』『なつかしいひと』『小鳥来る日』『本の花』『食べる私』『日本のすごい味 おいしさは進化する』『肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行』『ルポ筋肉と脂肪 アスリートに訊け』。共著に『洋子さんの本棚』など著書多数。

松家 仁之(まついえ・まさし)/作家・編集者

1958年生まれ。東京都出身。
新潮社入社。海外文学シリーズ「新潮クレスト・ブックス」を創刊。季刊誌『考える人』を創刊。『芸術新潮』編集長を兼任ののち退社。(株)つるとはなの創立に参加。『須賀敦子の手紙』、伊丹十三『ぼくの伯父さん』などを編集し、出版。
『火山のふもとで』で読売文学賞受賞。『光の犬』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞、河合隼雄物語賞受賞。その他の著書に『沈むフランシス』『優雅なのかどうか、わからない』『泡』。編著・共著に『新しい須賀敦子』『伊丹十三選集』『美しい子ども』など。

2023年7月現在

表紙記入例

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